2021年箱根ドールハウス美術館(開催中の展示情報)

◉ 常設展『旅するドールハウス』

開館3周年迎えた箱根ドールハウス美術館は、その記念として制作されたドールハウス『エリザベス女王2世の小さなお家』を常設エリアに初公開いたします。この作品は、英国の現女王エリザベス2世が6歳のとき両親から“子供達のためだけの場所”としてプレゼントされた3分の2サイズの小さなお家「Queen Elizabeth’s Little House」を、さらに12分1のドールハウスとして再現したものです。(作者:Graham John Wood)

教育熱心な王室において、それぞれの屋敷の役割や意味、客人のおもてなし方法を子供たちが学ぶためのアイテムとして、ドールハウスは古くから重要な役割を果たしてきました。親から娘への“愛の象徴”として与えられ受け継がれてきたドールハウスの歴史をさかのぼると、1558年にドイツ南部バイエルン地方の侯爵アルブレヒト5世によって制作されたものが、現存する最古のドールハウスといわれています。

本展では、英国のドールハウスをはじめ館長が20年以上に渡って収集した世界中のドールハウスを国別にご紹介いたします。さあ小さなお家の窓をのぞいてみましょう。そこには見たことのないミニチュアの夢の世界が広がっています。

◉ 企画展『和とミニチュアの世界』

ドールハウスが日本で広がりを見せはじめてから昨今まで、多くの作家たちがその技術や個性を作品へと昇華させていきました。1997年に発足し、いまなお精力的に活動を続けている日本ドールハウス協会。今回はその現会長・あいさわかずこ氏の作品を中心に約14作品をご紹介いたします。“あの日、思い出”を振り返るような、どこか懐かしい情感に溢れたドールハウスをお楽しみください。
◆参加作家:あいさわかずこ、山口亜美、八柳敬子、服部香、平田由香、みつもとみちこ、島津啓子、ほか

箱根ドールハウス美術館(神奈川県箱根町、館長/新美康明)は、企画展スペースにて「和とミニチュアの世界」展を開催しています。
また常設展スペースでは引き続き、『旅するドールハウス』、および館長のコレクションである西洋のアンティーク・ドールハウスを展観します。

※新型コロナウィルス感染拡大防止の為の営業自粛要請により、営業日が変動することがございます。

■名称:『旅するドールハウス』『和とミニチュアの世界』

■会期:2021年2月1日(月)〜
休館日:月・金・土日祝(その他の曜日は予約制)
※新型コロナウィルス感染拡大防止の為の営業自粛要請により、状況が変動することがございます。
■場所:箱根ドールハウス美術館
〒250-0523 神奈川県足柄下郡箱根町芦ノ湯84-55
(TEL:0460-85-1321 )
■主催:箱根ドールハウス美術館
■協力:日本ドールハウス協会

● お問い合わせ
【TEL】0460-85-1321
【FAX】0460-85-1322
公式HP】hakonedollhouse.jp
【E-mail】dollhouse@pierota.co.jp

【入館料】※ カフェ・ショップのみのご利用も可
大人:1,200円
中高大生:1,000円
小学生:700円
※ 小学生未満無料
※ 団体様15名より300円割引(ご予約特典有)
※ JAF会員200円割引
※ 障害者手帳をお持ちの方、及び同伴者1名様半額