「渡辺恂三 connexibition」2/26(月)-3/4(月)

The English version is below.

牧神画廊 企画展
渡辺恂三 connexibition

会期:2024年2月26日(月)〜3月4日(月)
時間:11:00〜19:00(※土日17:00まで)
★初日オープニングパーティー:2月26日(月)17:00〜
ゲスト:渡辺愛(トーク・演奏)

生涯柔軟な発想力を持ち続けた画家・渡辺恂三による、ゾワッとする雰囲気のなかにも見え隠れする愛嬌が魅力の、おどろおどろしくもポップな作品をご紹介。在仏時代に描かれた油彩や “Petit” サイズの水彩画をはじめ、リトグラフやミクストメディアを含む様々な技法で生まれた作品を展観します。

かつて当画廊で80年代に開催した個展以来、様々な巡り合わせで再び結び付いた画廊主と渡辺恂三氏との “繋がり (=connexion)” に眼差しを向けた ” 展示 (=exibition)” を存分にお楽しみください。

会場:牧神画廊
住所:東京都中央区銀座 7-13-22 磯部ビル2階
アクセス:銀座駅 A3出口 or 東銀座駅 A1出口より徒歩5分 …MAP
※入場無料

「地下の活き物」リトグラフ (6号)

渡辺 恂三 / わたなべ じゅんぞう(1933 – 2013)

日本の洋画家。第二次世界大戦以後の現代絵画を、技術拡散と様式混交の「マニエリスムの絵画」と捉え絵画制作に取り組み、初期作品から晩年まで技法の実験と変遷を繰り返しながら、自身の表現を追求した。常に新たな創作に挑む傍ら、美術大学 (東京造形大学、京都市芸術大学、宝塚造形芸術大学など) において教育者としても活躍。

高校在学中から絵画を制作、阿佐ヶ谷洋画研究所や新宿・コマ劇場裏辺りにあった研究所に通う。この頃、日本国際美術展などでベン・シャーンと国吉康雄にも影響を受け、朝倉摂の紹介で赤穴宏と出会う。東京藝術大学在学中は、同期の稲葉治夫、高山尚、豊島弘尚とグループ展「新表現」を結成。初出品した新制作協会展に入選した作品は旧約聖書から題材をとり、デフォルメした人物群像で人間の不条理を描いた。

1957以降、立て続けに新作家賞を受賞。題材をキリスト教から仏教へ移行するとともに、ミクストメディアの表現を試み始める。60年代に入ると、支持体に厚塗りした紙粘土を引っ掻くなど、非具象の作品を展開。1964年には、中国生産力及貿易中心 (台湾) で講師を務めるため海外渡航。この頃、晩年まで展開してゆくペン状の描具による線と明るい色面、歪んだ形態の女性像などによる戯画調の作品スタイルを確立。1969年第5回国際青年美術家展におけるストラレム優秀賞第1席を受賞の同年、文化庁芸術家在外研究員として渡仏。1972年に再び渡仏後は、1981年までパリで過ごす。

帰国後も精力的に活動し、2001年には第14回京都文化賞受賞。続く2004年、京都文化功労者顕彰。2011年には新制作展の展覧会委員長を務めた。
著編書に『新・技法シリーズ デザインスケッチ』(美術出版社、1966年)、挿絵にバリー『ピーター・パン』(集英社、1966年、母と子の名作童話24)、山本太郎詩集『スサノヲ』(筑摩書房、1983年)、絵本に『こっぷこっぷこっぷ』(福音館、1995年、こどものとも/かみじょうゆみこ文)、など。

「小声で」油彩 (155×90),「無題」油彩(160×115),「街のふたり」油彩 (280×195)

経歴
1933  東京に生まれる
1957  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、新制作協会展にて新作家賞受賞(以後58、61年)
1960  安井賞候補新人展に推薦出品
1962  丸善石油文化奨励佳作賞
1963  パリ青年ビエンナーレ展出品
1964  現代日本美術展出品(以後65、66、68、69年)
1969  国際青年美術家展・ストラレム優秀賞一席受賞
1969  文化庁芸術家在外研修員として渡欧フランス滞在(81年まで)
1976  サロン・コンパレソン出品(以後78、80年)
1976  ヌンヌ版画ビエンナーレ展リトグラフ部門一等受賞
1983  個展(ストライプハウス美術館)今日のガラス絵展開催(浜松市美術館以後87、89、92年)
1986  渡辺恂三の昨日・今日・明日開催(池田20世紀美術館)
1986  現代日本美術の動勢展出品(富山県立美術館)
1994  平安建都1200年記念美術選抜展出品(京都市美術館)
1996  日本の美術・よみがえる1964年展出品(東京都現代美術館)
1998  京都府文化賞功労賞受賞、同賞受賞展開催(京都文化博物館)
2000  京都市立芸術大学創立120周年記念展出品(京都市美術館、天心記念五浦美術館)
2001  京都美術文化賞受賞
2004  京都市文化功労者顕彰
2007  文化庁芸術家在外研修制度40周年記念・旅展出品(国立新美術館)
2013  逝去(79歳)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※出展作品は、イメージと異なり入れ替わる場合がございます。

◀︎「歌手」ミクストメディア (290×180×60)

Bokushin Gallery Exhibition
Junzo Watanabe Connexibition

Dates: February 26 (Mon) – March 4 (Mon), 2024
Hours: 11:00-19:00 (*Saturday and Sunday until 17:00)
★Opening party: Mon. February 26, 17:00-
Guest: Ai Watanabe (Talk and Performance)

Venue:Bokushin Gallery
(2F Isobe Building, 7-13-22 Ginza, Chuo-ku, Tokyo)
Access:5minutes by walk from Ginza station A3 EXIT. …MAP
Entrance Free

Junzo Watanabe(1933 – 2013)
1933 Born in Tokyo
1957 Graduated from the department of oil painting, faculty of fine arts,
1957 Tokyo National University of Fine Arts and Music
1963 Biennale de Paris (France)
1968 Triennale India (’75)
1969 Scholarship for one year in Paris of the Japanese Government Overseas Study Program for
1969 Artists provided by the Agency for Cultural Affairs (’70)
1969 1st place excellence prize, International Young Artists Exhibition
1972 Lived in Paris (~’81)
1974 Festival International de Cagnes-sur-Mer (France)
1976 Salon Comparison (’78,’80 / France)
1976 1st prize in the Lithographs department,
1976 International Biennale of Prints, Cannes(France)
1977 International Biennale of Graphic Arts,
1977 Ljubljana (the capital of Slovenia) Salon de Mai (’79 / France)
1985 Professor of Faculty of Fine Arts, Kyoto City University of Arts (~’99)
1985 1st Biennale of Figurative Paintings
1985 (’87,’89 / Kanagawa Prefectural Museum of Modern Art Kamakura,others)
1990 Biennale International Merignac (France)
1996 “1964: A Turning point in japanese art” (Museum of Contemporary Art Tokyo)
1998 Culture prize and Merit prize by Kyoto Prefecture
2003 “Ryoyo-no-me”(Eyes of Both Seas) (~’08)
2007 “Journey-Encounters and Dialogues with foreign cultures” The 40th anniversary of the japanese
2007  government overseas study program for artists provided by the Agency for cultural affairs.
2013  Died 12 August

水彩作品 (200×280)